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「ぼくはひとりで、なんでもできるぞ!」
くまさんは、むねをはってにっこりしました。
「ぼくはひとりで、なんでもできるんだぞ!」
くまさん、うさぎさん、ねずみさんのおはなし
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「ぼくはひとりで、なんでもできるぞ!」
くまさんは、むねをはってにっこりしました。
「ぼくはひとりで、なんでもできるんだぞ!」
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見えないところで、はたらくひとたち
「くまさん、しってる?」
うさぎさんがそっとおしえてくれました。
「ぼくたちのくらしはね、見えないだれかがささえてくれているんだよ」
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まちにはやさしいルールがある
「まちはね」とねずみさんはいいました。
「みんなのためにはたらくひとには、やさしい。でも、じぶんだけのひとには、だれもちかよってこないんだよ」
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ずっとつながってきたひとのまわりには
ずっとたすけてきたくまさんのまわりには、いつもなかまがいました。
でも「がんばったつもり」のひとは、ひとりぼっちになってしまいました。
まちは「べつに、たすけてもらったとはおもっていないよ」とそっぽをむくのです。
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おきゃくさんから、たすけるがわへ
「がっこうのころは、たすけてもらうばかりだったね」
うさぎさんはにっこりしていいました。
「おとなになるって、たすけるがわになることなんだよ」
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「ありがとう」がぐるぐるまわる
ひとりひとりを、ちゃんとたすけること。
その「ありがとう」がつみかさなって、まちはあなたをみとめてくれる。
お給料がいいとか、そこじゃないんだ。あなたがまちになにをしたか、それだけなんだよ。
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みんながいるから、いきていける
「ぼくたちは、ひとりじゃいきていけないんだね」
くまさんはそっとつぶやきました。
まちのあちこちで、「ありがとう」があたたかくひろがっていきました。